2018.06.11勉強会で発表して来ました!
こんにちは!!院長の石川です。
先週日本最大の会員数を誇る勉強会である日本顎咬合学会という場でポスター発表をしてきました。このために長い準備をして来たので、やっと終わってくれたという気持ちもありますが、仲間たちと一緒にやり切ったというすがすがしい気持ちでいっぱいです。このために文献をあさって調べたり、母校の図書館を訪ねたり本を何冊か購入したりと大変でしたが、とても知識が深まりました。
今回のテーマは接着剤についてでした。歯科用の接着剤は実はたくさん種類があるのです。その中でいくつかのグループに分けられるのですが、その中でも接着力が強いが、歯に与える危害性が強かったりするものもあれば歯には優しいが、接着力が弱いや、セラミックにはくっつかないが、他の素材にはくっつくなど様々な特性があったり接着機構があるのです。これらを自分で理解して使用する必要があります。特に世に出て来て10数年経とうとしていて未だに進化を遂げているジルコニアという素材に対しての研究内容でした。単刀直入に言うとこれはあまりにも高分子のため完全に接着するということは未だに不可能かと考えてます。様々な下処理を行うことで脱落しづらくすることは可能であるが、完全に接着させることは今後の接着剤の技術革新に期待せざるおえないだろう。しかし、実は日本の接着剤技術は世界最高峰なんですよ。日本の技術が誇れるものである事が僕にとっても誇らしいことだと感じれました。
土日の勉強会で、僕の発表は土曜日のお昼だったのですが、勉強会の仲間達や大学の後輩などが見に来てくれてとても心強かったですが、恥ずかしさもあったので、発表中は滝のような汗を掻いてしまいました(笑)
このような場を与えてくれた先輩の先生やアドバイスをくれた友達や先輩に感謝をしたいと思います。これからもセメントに技術革新に負けないように自分自身も進化していける様に頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。