2015.02.23勉強会
こんにちは今日は急に暑いですね!もともと暑がりの僕には厳しい1日です(笑)
先週末の土日は歯を残すための根っこの治療の勉強会に行って来ました。今はアメリカの根っこの治療が最新とされていますが、アメリカは訴訟大国のため実は抜歯までが非常早いのも事実です。つまり根の治療の研究はされてはいるものの、長期症例が少ないのも事実です。日本は昔から医療保険制度があったため歯を残すための努力をずっとしてきたのですが、アメリカは医療保険制度はないので1回の治療は非常に高いので、歯を残すための根の治療したのにダメだったら訴えられてしまうのです。この状況では確かに無理に残すのではなく早めに抜いて、良い状態でインプラントを打つ方がよっぽど予後が良いため後者をアメリカでは選択されるのは現実的に仕方ないでしょう。しかし日本では昔から医療保険制度を使う事で比較的に患者さんの負担も少ないので、歯を残す努力がしやすい環境にありました。そのため日本の先生達の症例は長い物が多いです。例えば歯医者さんで治りましたといってもそれが2~3年でダメになるのでは意味ない訳です。長期的に治った状態が安定する事で初めて成功と言えます。つまりアメリカには確かにエビデンスが存在する治療ではあるが長期症例が日本の治療に比べて少ない事。日本の治療ももちろんエビデンスはあるが、安定した長期症例が多い。どちらもいいところがあるのでどっちがいいとかではないが、日本の先生達は患者さんの歯を残す努力とテクニックは世界でもトップレベルである事が言えると思います。
上の写真は実習風景と講師の先生との写真です!この後この先生は九州に帰ってしまうので1日目に続き懇親会を行ったのですが(1日目はめちゃくちゃ長い時間飲み続けたのですが)1時間15分で焼酎が5人で5本空けたという……。
今週も笑顔で頑張りましょう!!